光市母子殺害事件判決
久しぶりにテレビ出演されている本村さんを拝見した。
しっかり前を見て、理路整然と、正々堂々と自分の考えを訴え続ける
この方を見ていると本当にやり切れない思いがする。
場所は違うと言え、同じ社宅で同じような状況で暮らした経験があるという
理由もあるのだけれど。
あの人を見ていると、なんだか、うちの主人を思い出すんだな。
もし同じ事が私たちに起こっていたら、うちの旦那さんも
あの人と同じようなことをしたような気がするんだな。
あの人の生き方は、とても強く、正しく、立派なのだけれど、
見ている方がとても辛い。
相手が未成年であった故に裁判で発言も出来ず、本人に直接話も出来ず、
その悔しさ、悲しさ、無念の思いをああいう力に変えながら
なんとか立っていらっしゃるんだろうな。
でも、もし死刑判決が出たところで、あの方の気持ちは
決して癒されないような気がする。
私なら、一番何を望むだろう。死刑になっても死んだ人は戻ってこない。
今の法律では無理だけれど、私なら犯人に直接会いたい。
会って、話を聞きたい、話をしたい。
どういうつもりで人を殺したのか、大切な人を奪われる気持ちがわからないのか。
あなたはなぜそんな風になってしまったのか。
あなたが殺した人はこういう人だったんだよ、
小さい頃はこんなで、こんなことが得意で、こんなことが苦手で、
こんな風に大きくなって、私はこの人のこんなところが好きで。
写真やビデオを見せて、いっぱい話してあげよう。
殺されたその人の書いた日記や手紙を見せてあげよう。
あなたが殺した人がどれだけ多くの人に愛されていたか。
人の命を奪うということがどういうことなのか、
自分の犯した罪の深さが一体、償えるものなのか。
死んでくれなくてもいい、心から後悔してくれるまで、
何度も何度もその人と話がしたいと思う。
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