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2014年11月 2日 (日)

その日暮らし

昨日、1日は1100円で映画が見られる日movie

長女を仕事に送り、次女を模試に送り出してからのひとりの時間、
絶対見るぞ~と思っていたこれ、やっと見てきました~confident
決してハッピーエンドな話ではないのに、やっぱり哀しい結末なのに、
見終わったあと、自分の身体がまるで浄化されたような清々しさを感じました。
納得できる自分の生き方、納得できる自分の終わりの迎え方。
10年後の切腹を言い渡され、残された時間をどう生きるか、というテーマは
不治の病で余命宣告を受ける状況に重なるようにも思いました。
奥さん役の原田美枝子さんの抑えた演技に
胸が締め付けられるような気持ちがしました。
時間の流れを表す四季の景色の移り変わりに、日本の美しさを感じました。
大河ドラマも佳境に入り、顔には傷、足をひきずり、頭もそって隠居し、
最近はめっきり枯れた役柄が板についてきた感のある岡田くんが
この映画では別人のように若々しい武士を演じていました
(まあこっちが年相応なんだけど)。
そしてやっぱり、役所広司さん演じる戸田秋谷がめちゃくちゃ素敵でした(*^m^)
葉室麟さんの描かれる日本の男性は、私の憧れとする理想像です。
(外国の男性だったら『大草原の小さな家』のマイケル・ランドンさん演じる父さん♪)
もし自分が男だったらこんな風になりたい、
いや、女でもやっぱりこんな人間になれるよう努力したいと思います。

一切の弁解もせず、不名誉な罪と罰を受け入れて静かに自分らしく暮らす秋谷。
人というのは、口で何を語らずとも、その人となりは生き方に表れるものです。
どんな言い訳をしなくとも、家族はもちろん、
彼を知る人は彼のことを信じることが出来るんですね。
人間ってそういうものだな、上手な言葉で相手を言い負かすことでは
結局人としては何にも勝つことはできないものだと思います。
誰にどう思われようが、そんなことは関係ない。
自分自身が恥ずかしくない生き方をすること、自分の大切なものを守ること。
それができれば、どんな不名誉も死ぬことでさえも
恐れるに足りないことなんだなと思いました。
潔く、賢く、強く、正直に、そんな人間に私もなりたい。

いろんな人の発した言葉がたくさん心に残りました。
「これ以上わしに恥をかかすな」とか
「先にいって成仏せずにお前を待っているから」とか
ほかにもたくさん。
もう一度、原作を読み直してみたいと思いました。

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