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2012年6月 8日 (金)

長生きしてね

毎朝、時計代わりに見ている「めざましテレビ」以外は

テレビ番組は見たいものだけ録画して見ています。

テレビってついてるとどうも気になってしまって、やかましく感じるので、

BGM代わりにつけっぱなしにする、ってことはないのですが。

今日、録りためたビデオのどれ見ようかなとスイッチを入れたら、

偶然ついたチャンネルで、篠沢教授の番組をやっていました。

昔、家族みんなで見ていたクイズダービーのレギュラー回答者だった教授。

大変な病気と闘っていらっしゃったんですね、知りませんでした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120608-00000045-dal-ent

治る方法がなく、悪くなる一方の病気は、常に絶望感との闘いだと思うのに、

ご本人の前向きな姿勢とご努力もすごいと思いましたが、

奥様がとてもお強くて素晴らしくて、泣けてしまいました。

「長生きしてね」と言われているお気持ち、すごくわかりました。

以前、私の知り合いで、同じ病気で亡くなられた方がいらっしゃいます。

http://soup-in-the-morning.cocolog-wbs.com/nekoyobi/2011/03/post-8985.html

毎年、ご家族全員の近況を、ご自分で手書きされたものを

プリントごっこで印刷した年賀状をくださっていました。

システム部にいらっしゃったから、そっち方面はお得意分野だと思うのに

なぜか年賀状だけは超手作業で、そういうこだわりをもたれていたんでしょうか。

ある年の年賀状に、このご病気にかかられたことが書いてありました。

原因がわからずあちこちの病院をまわってやっと病名が判明した、

今は治す手段はないけど、いつ薬や治す方法が見つかるかわからないから、

それまでリハビリをしながらがんばる、と。

その2年後の年賀状には、手が動かなくなってきたので

今年で年賀状を書くのも最後になると思います、という文章がありました。

時々電話で話すYさんのお声はちっとも変わらず、明るくてお元気そうで、

そんな病気をされているなんて信じられなかったけど、

「いやいや、もうあかんのやで。なさけないで。

 だんだんいろんなことが出来んようなってきよりますわ。」

やがて、電話のところまで行くのも大変になったからと、

携帯の番号を教えてくださって、

「これからはこっちへかけてくれてやろか?これやとすぐ出られるしwink

その後、入退院されるようになり、ご連絡も控えさせていただいて。。

亡くなられたことを知って、奥様にお電話したら、私の方が泣いてしまい、

逆に励まされてしまったのを覚えています。

「主人とよく〇〇ちゃんの話、してたんよ。

 〇〇ちゃんは偉いなあ、大変やのにひとりでよ~がんばっとってやなあ、

 ってずっと言うてたよ。」と。

ご病気をされているお姿を見たことがなかったので、

私の中ではお元気そうなお声しか思い出すことが出来ません。

テレビの中の篠沢教授と奥様のお姿をYさんご夫妻に重ねてしまいました。

どうぞご夫婦仲良く、一日でも長く、長生きされますように。。

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コメント

私も偶然見ました。
篠沢教授もお年を召されましたが、やはり面影はありましたね^^

クイズダービーでは珍回答が多かったですが、本当はとても博識な方なんでしょうね。

前向きに生きようとされる教授とそれを支える奥様、とっても微笑ましくていいご夫婦です^^

篠沢教授の本に書かれていた「幸せ」・・・この状況だからこそそう思えるのかもね。

投稿: ためこ | 2012年6月 9日 (土) 01時33分

私も偶然見ました。
病魔と闘いながらパソコンに向かい
フランス文学の翻訳に向き合う、それを奥さんが支える、
指先しか動かすことができず、顔の表情も作れない。

最初、こんな姿テレビに映して残酷じゃないのか、
と思いましたが、最後は純粋な気持ちで、目頭を熱くしてました。

投稿: SHINGO | 2012年6月 9日 (土) 07時59分

私も見てました。
大変なご病気でいらっしゃる事は
以前他の番組で聞いて事がありましたが
難病だと言う事は知らなかったです。
それでもワープロのキーボードが打てなくなったから
パソコンで。。。というとても前向きな姿には
頭が下がる思いで拝見してました。
旦那の従姉妹がクイズダービーに出た事があって
教授とも一緒に写真を撮らせて頂いて
とても大事にしてあるのを思い出しました。

投稿: 面影橋 | 2012年6月 9日 (土) 13時24分

noteためちゃん

クイズダービーは、知的な出演者の方たちと
司会の巨泉さんの掛け合いが楽しかったですよね。
はらたいらさんの物知りぶりにも感心して、
私も新聞読む人になろうと思いましたね。

篠沢教授、久しぶりに拝見しました。
ご病気されても、お声が出せなくても、
穏やかなお顔と紳士的な雰囲気は
全くお変わりなく。

大変なはずなのに、
不思議なくらいお幸せそうなおふたり。
自分の幸せは自分で作り出すものなんだなと思います。

投稿: なかさな | 2012年6月 9日 (土) 23時09分

noteSHINGOさん

病気と闘っている人にスポットを当てた番組は
壮絶で悲惨なはずなのに
このおふたりを見ていると
なんだか穏やかで温かい気持ちにさせていただきました。

いざという時に強い力で立ち向かえるか、
そこで折れてしまうか、
その人自身のそれまでの生き方や考え方に
かかっているのでしょうね。

投稿: なかさな | 2012年6月 9日 (土) 23時18分

note面影橋さん

ワープロが打てないならパソコンで、っていう
あの発想はびっくりでしたね。

あのお年で、しかもあんな病気してるのに、
今からパソコン!?
だけどそれにちゃんとこたえる教授のご努力。
そういう人だとよくご存知の奥様なんですね。

自分でちゃんとやってみようともしないで
パソコンはわからん、機械は苦手だから、などと
平気な顔で言うことがなんて恥ずかしいことかcoldsweats01

うわあ、クイズダービーの出演者!
すごいですねえ、それは一生の宝ですよhappy01

投稿: なかさな | 2012年6月 9日 (土) 23時28分

「逝かない身体」というノンフィクションの本があって、この病気を看護したご家族の闘病記なんですが、明るく、かつ壮絶で、すごく考えさせられました。

投稿: わいほす | 2012年6月10日 (日) 11時37分

noteわいほすさん

わいほすさんのブログの中で
この病気のことを書かれているのを拝見して、
何度かコメントさせていただこうかと思ったことがありました。

私、お電話は出来たんですが、実は自分の中に
お会いするのが怖いような気持ちがあったのに気づきました。
現実を目の当たりにするのが絶えられないんじゃないかと。
電話でなら以前と変わらないままでお話出来ましたから。

病気と真正面から闘わねばならない方たちのお気持ちを考えると、
私はどうしたらいいんだろうと思います。

「逝かない身体」、読んでみようと思います。
コメントありがとうございました。

投稿: なかさな | 2012年6月11日 (月) 23時45分

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