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2011年3月28日 (月)

早朝通勤の思い出

先週『早起きは三文の徳』を書いていて、その昔、

毎朝バス停までの道を走っていた頃のことを思い出しました。

ある朝、時間を気にしながらいつものように道をたったか走っていたら

後ろから来た、車に乗った知らないおじさんに声をかけられました。

「あんた、もしかして〇〇〇(←私の勤めてた会社)に行きよってんちゃう?

 私もそうやから、良かったら一緒に乗って行ったったら?」(ばりばりの播州弁)

まさかこんな朝っぱらからこんなとこでナンパされるわけもなし(爆)、

でもそんな素性のわからないおじさんの車にほいほいと乗れるわけもなく。

「ありがとうございます、でももうバスが来ますから〜coldsweats01」とお断りしました。

その時は、なんか変なおじさんだったな、くらいに思ったんですが、

それからも時々、その人は朝走ってる私を見つけると声をかけてくださいました。

そのたび、「結構ですから〜coldsweats01」とお断りしたのですが、

「どうせ同じ所へ行くんやから、遠慮せんと乗って行ったったらええのに。。」

いや遠慮してるわけじゃなくて、そんなん乗らへんやろ普通、と思うのに

この人、心から「遠慮せんでもええのに」と思ってるみたいで。

なんだか、だんだん心苦しくなってきました。

考えた末、同じ職場の家がわりと近くの人に、

「こういう人がいるんですけど、お心当たりありますか?」と相談してみました。

私が当時いた会社って、広い敷地に大きな工場を抱えた、

何千人もの人が働いてるところだったので、

同じ会社っていうだけでは全然どこの誰やらわからなかったのです。

「よっしゃ、俺が調べたるわ!」と言ってくださって、数日後には

「わかったで〜、システム部のYや(^_^)v

あいつはええヤツやから大丈夫、今度もし会ったら乗せてもらい♪」。

その話を親にしたところ、母が仕事でそのYさんの奥様と知り合いだった、

ということも判明しました(田舎は狭い)。

そんな訳で、時々そのYさんに拾っていただき、早朝ドライブする仲になりました。

何の疑問も持たずに、知らない女の子に声をかけるような方でしたから、

本当に純粋で、飾り気のない真っ直ぐ正直な人でした。

仕事の話、お子さんの話、趣味の話、いろんなことをお話してくださって、

人の良さそうな表情やばりばりの播州弁、今も懐かしく思い出します。

一度、自分の職場の男性との仲をとりもとうとしてくださったこともあって。

お付き合いしてる人、いますから・・・とお断りしたら、

「そうか〜。。でも〇〇君、××大学出てるし、仕事も出来るし、ハンサムやろ?

 ええ男やねんけどなあ。。おすすめやで。

 私、彼にたのまれたんやけどなあ。。どないしよ。

 もしそっちがあかんようになったら言うてな」(爆)

やがて私が車を買って、自力で通勤できるようになったので

そんな風に拾っていただくこともなくなりましたが。

数年後、おかげさまであかんようにはならなかった彼と

結婚することになった時、ビデオが趣味だったYさんに

当日の式と披露宴のビデオ係をお願いしました。

奥様と一緒に大きな自前の機材を担いで来てくださって、

超大作ビデオを作ってくださいました。

なにせ、その日の日の出から始まって、子供の頃の写真やら

私たちが小さい頃流行ったアニメだのテレビ番組だのニュースだの、

実際の式&宴以外の要素の方が多かったりするという(爆)

Yさんがご病気でお亡くなりになってからもう2年以上たってしまいましたが、

この結婚式のビデオ(DVDにおとしました)を見ると今でも、

懐かしい播州訛りのYさんのナレーションを聞くことができます(*^m^)

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コメント

すてきなお話。ありがとうございます。
そういえば結婚して、20年くらい。
当時、結婚式でビデオを撮ってくれた
後輩から、便りは来ず・・・・・・

う〜ん

投稿: rockyraccoon | 2011年3月29日 (火) 00時38分

毎朝毎朝、懲りもせずたったか走ってたら、それは不憫に思わずにはいられないでしょう。優しい方でよかったですね。
田舎だったら顔見知りばかりなのでよくありますけれど。
そういえば昔、雨の中をずぶぬれで走っている女子学生を乗せたことがありました。見るに見かねてでしたが、かなり警戒されてた。まあ当然ですよね。

投稿: m-スナフ | 2011年3月29日 (火) 00時59分

(暴露しちゃいますが(笑))
私もなかさなさんの通勤途上(帰り)に偶然あったことがありましたね。
明らかに会社に行くような服装じゃなかった。


というか、私があんなところに住むことになったのも、今から思うと不思議。

投稿: こっまちゃい | 2011年3月29日 (火) 20時59分

noterocky raccoonさん

結婚式のビデオって、親戚や友達や親しかった人が一同にうつってて、
そういう人たちを見られるのがまた懐かしいですよねconfident

結婚してからもYさんとはずっと年賀状のやりとりが続きました。
毎年、ご家族ひとりひとりの近況を手書きされたのを
プリントごっこで印刷されたものでした。
お仕事ではシステム開発されてたのに、
プライベートではずっとプリントごっこ、
ってところがこの方らしいところでした。

投稿: なかさな | 2011年3月29日 (火) 23時10分

notem-スナフさん

こんな時間にその方面のバスってことは同じ会社にちがいない、
って思って声をかけてくださったそうでした。

いくら不憫に思っても、知らない人に声をかけるのって
男女にかかわらず勇気がいるものですよね。
そういう感情なしにストレートに思ったまま行動出来る、
そういう人と出会えたことがありがたいことだったと思います。

見るに見かねたとはいえ、スナフさんもやっぱりスナフさんですね♪
その時の女子学生さんになりかわって・・
「あの時は警戒してゴメンなさい。
 女の子として生まれたからには
 そうしなきゃいけないものなので。。(^_^ゞ」

投稿: なかさな | 2011年3月29日 (火) 23時34分

noteこっまちゃいさん

会社では制服に着替えますから、服装はアフター4時半に合わせておりました。

会社ではお仕事しますが、携帯品はアフター4時半に合わせておりました。
時にはラケット、時には水着、時にはジャージ、
時にはエプロン、時には洋裁道具、時にはレオタード、etc.

近距離恋愛の人のような会社帰りのデートheartなどなかったもので、
なんかかえってばりばりに毎日スケジュール充実だったような(爆)

くれぐれも、会社ではお仕事してました゚.+:。(・ω・)b゚.+:。

投稿: なかさな | 2011年3月29日 (火) 23時57分

Yさんに初めて声をかけられた時、
水着ないしはレオタードで通勤していたのでは?


Yさんのビデオ、もしかして私も写ってます?

投稿: こっまちゃい(再) | 2011年3月30日 (水) 10時05分

noteこっまちゃいさん

トライアスロンしたことはないです。

こっまさんは、20年前も最近も
ちゃんとビデオに写っていらっしゃいます。

投稿: なかさな | 2011年3月30日 (水) 23時44分

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