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2010年6月24日 (木)

『罪火』 大門剛明

書評を見て図書館で借りてきた本、一気読みしました。

犯人は最初からわかっているんだけど、ぐいぐい引き込まれて、

特に終盤のどんでん返し、ミステリーとしても面白かったです。

扱われている題材も重いテーマですが興味深かったです。

被害者と加害者が対面して話し合うことで救済を図る

「修復的司法」という言葉を初めて知りました。

罪を犯した人は本当に心から更正出来るのか、とか

被害者の真の心の救済とは、謝罪する相手を許せるのか、とか。。。

全くの悪、全くの善の人間などいなくて、

人は弱く、もろく、誰もが加害者、被害者になりうるし、

犯罪を犯して悪になりきろうとする人にも良心の呵責があったり、

普通の人が何かのきっかけで憎しみに包まれたり、過ちを犯したり、

そういう人物描写はとてもリアルで同感出来るものでした。

悲惨な事件が起こるし、読んでいくうちに、これはどう転んでも、

誰にとってもハッピーエンドはないな~・・・((・(ェ)・;))

と絶望感に包まれつつ読み進んだんですが。。。

なんとか最後にはわずかな救いが描かれていて、読後感も悪くなかったです。

ただ私の好みとしてはもう少し文体が柔らかい方が好きですが。

どうもこういう堅い感じの劇画調(社会派と呼んでください(-_-;;・・・by.大門さん)

の文章は、遊び心がなくて疲れる。。。(;^_^A 

(私、遊ぶつもりはないですから(-_-;;・・・by.大門さん)

それから、三重県の人にはたぶんご当地小説としても面白いと思います。

いろんな場所や地名がたくさん出てきました。

大内山の牛乳とか、おかげ横丁くらいは私にもわかりましたが~(^_^ゞ

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コメント

読んでみようかな~bleah

しかし。。。
>犯人は最初からわかっているんだけど
なんて言われると,ついつい思ってしまう。
「いつ堂本剛が出て来るのかな~?」(ボカッ★)

わかる人にしかわからないネタで失礼~smile

投稿: AOI@三重県の人 | 2010年6月25日 (金) 23時15分

noteAOIさん

33分では読めませんが(爆)

再び帰ってきてほしいですよね~。
お待ちしています、堂本剛くんtv

投稿: なかさな | 2010年6月26日 (土) 23時56分

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