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2007年7月14日 (土)

『赤い指』 東野圭吾

一気に読んでしまったけれど…むなしい話じゃ。

この家族、全員なにものじゃ~~全く、この親にしてこの息子あり。

ドラマにもなった『白夜行』でもそうだったけど、罪を犯してしまった後、どう対処するか。

彼らは何とか隠そうとして、嘘に嘘を重ねていき、罪を重ねていく。。。

最初の時点ですぐ正直に訴え出て、謝罪して反省して、きちんと裁いてもらう方が、

よっぽど楽な選択だと思うのだけど。

たとえ人にばれなかったとしても、自分が一番、自分の罪を知っている。

自分の犯した罪をちゃんと罰してももらわず、息を潜めて、

罪悪感を抱えたままで生きる人生なんて、私は嫌だな。

「私がやっちゃいました、ごめんなさいっ m(__)mm(__)mm(__)m !!」

って言っちゃって、罰を受け、自分に出来る限りの償いをして生きていきたい。

これは仕事をやっていても思うことなんだけど、私はどうも性格的に

人よりかなりミスの多い人間に思う(爆)。 つくずく思う。。。

で、いつも心がけていることは、そのミスを隠してはいけないってこと。

気付いた時点ですぐ、自分のやらかした事を白日の下にさらし、

「すみません、こんなことやっちゃいました」と報告し、指示をあおぎ、

自分の出来る範囲の処理をし、謝って反省して、2度と同じ事をしないこと。

たぶんこんな私の性格も受け継いでいるに違いない(ごめんね)子供たちにも

よく言っていることなんだけど、失敗したり間違ったりは、人間なら誰にでもある。

やってしまった事、おきてしまった事はもう取り返しがつかない。

ただその後、絶対嘘をついたり、隠したりしないで、正直に言って謝ること。

一度嘘をついたり隠したりすると、どんどん嘘をつかなければいけなくなるし、

それがばれた時、もう人は全く信用してくれなくなるから。

『白夜行』を見ながら、「今からでも遅くないよ、正直に言った方がいい」と

何度も思った。まず最初に隠したこと、それがすべての根源。

『赤い指』も、なんとか息子の罪を隠そうと恐ろしいことを考える両親。

選択が間違っている、あなた達のすべきことはそんなことじゃない。。。

読後感がまたすごく不快になりそうな話だったけど、

一番最後のエピソードで少し救われた感じがした。

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