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2006年6月30日 (金)

『象の背中』 秋元康

Nさんの掲示板で話題に上ったこの本、読んでみた。

「女性からみたらどう思うのかな~」とおっしゃってましたが…

率直な感想…こんな人の奥さんじゃなくて良かった(爆!)

自分勝手にも程がある。不誠実だし、我侭だし、女性にもルーズだし、

自分を思ってくれる人に甘えまくりで、人の気持ちを理解しない。

余命宣告はそういう生き方の免罪符にはならないんだよ~!

バキッ!!(←マジャがマイクを投げた音)

私が奥さんだったら一番情けないのは、まず事実を告げてくれないこと。

これは優しさでも愛でも何でもなく、ただ言う勇気がないだけじゃんね。

結婚式で誓うじゃないのよねえ、

「病める時も健やかなる時も…死がふたりを別つまで…」って。

絶望するなら一緒に絶望したいし、一緒に悩んで、最後まで一緒に。

それと子供にも先に勝手に言っちゃうし。あんただけの子供ちゃいまっせ~!

いくら大きくなったとはいえ、話すなら二人で相談してからちゃんと話したい。

ほんっとに、こういう人って…世の中そんな甘いもんやありません。

でもラスト近くになるにつれ、「あ~全く、仕方ない人だなあ」と思いつつ

少し許せるようになったりして。この奥さんももうそういう境地なのかな。

う~ん、こういうのって、ある意味、男性の憧れなのかなあ。

NSPのアルバムで言えば『瞬』ですね~。

この人のとった行動で共感出来るのは、残された時間の過ごし方で、

色んな人に逢いに行って、言いたかったことを告げたりするところ。

私も同じ状況になったら、今まで暮らした思い出の場所を訪れて、

迷惑にならない程度に色んな人に会って、色んな話をしたいと思う。

最後の方の場面はとてもリアルだった。

秋元さん、こういう経験されたことあるのかな?

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» 象の背中 -秋元 康- [■■■ 私の時間 ■■■]
象の背中 放送作家、作詞家として テレビで見かけたことのある秋元さんには、今まで あまり良い印象は無かった。 「業界人」という色めがねで見ていたから・・・ でも、今回読んだ、「象の背中」は なぜかとても気にかかっていた。 そして 読んで、泣けた・・・。 48歳のバリバリの仕事男だった藤山は、ふと思いついて受けてみた健康診断で、末期がんだと告知された。 余命は あと半年。 ここまでの展開は、小説やドラマでよくあるパターンだと思った。 ただ、この藤山は残された日々... [続きを読む]

受信: 2006年7月 1日 (土) 00時09分

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