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2006年4月15日 (土)

『「死への準備」日記』

N友さんのSさんにお借りした、千葉敦子さんの本、読了。

朝日ジャーナルに連載され、以前、天野くんも読んでいた…

という理由で読んだのだけれど。すごかった。びっくりした。

ニューヨークに住む独身のジャーナリストの千葉さんが、

乳癌の手術後の癌の再々発を知ってから、お亡くなりになるまで

日記形式で綴られた、病気や仕事や生き方に対する考えや思い。

癌の闘病記や、ご家族の書かれた本など結構読んだのだけど、

…この人のはすごかった。なんて厳しく、強い人なんだろう。

自分の病気や死について、こんなに客観的に冷静に見つめられるなんて。

抗癌剤の副作用に苦しみながら、絶望せず、決して誰にも甘えず、

最後まで自分らしく、しゃきっと前を向いて堂々と歩いていった千葉さん。

「声を失ったからといって、世界が崩壊したわけではないのだ。」

「私の病気は非常に深刻で、涙にくれている場合ではないのだ。」

「私は『死を見つめる』よりも、『死ぬまでをどう生きるか』のほうに

 ずっと関心がある。」

「私には感傷に浸っているひまはない。」

「ただ死なずにいることと、生きることとは同じではない。」

「私に『5年先の計画』はないけど、来週の計画も

 今日の予定もいっぱいある。」

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