『モノレールねこ』
本を本屋さんで買うとなると、値段や置き場所のことを考えたら、
厳選して勇気をもって買うのですが、その点、図書館はいい。
「面白そうかも~」で適当に借りて、ちょっと読んで、私にはダメだ、と思ったら
途中でやめちゃって返せばいいんだし。
で、これはそんな感じで、図書館でだ~~~っと本棚眺めて歩いていて、
単にタイトルにひかれて借りた本です。
が、ヒットです、とってもおもしろかったです。
私の好きなタイプの文章で、どんどん読みたくなってしまう。
私が読み始めるより先にMYUが読み終え、
「おか~さん、これおもしろいよ!」と。。。そのくらいに読みやすい。
短編が8つ入ってて、どれも切なくて哀しい要素の含まれたお話ですが、
読後感がとても温かく、優しい気持ちになれます。
色んな形の「死」(人間だけじゃなく)が出てくるんだけど、それが全然暗くなくて、
可哀想でしょ、哀しいでしょ、っていう押し付けがましいところがなくて、
哀しいんだけど、強がりじゃなく、さらさらと知らん振りしているところがとてもいい。
「マイ・フーリッシュ・アンクル」のカスミちゃんが泣いちゃう場面の気持ち、
言葉でうまく表現することの出来ない気持ち、なんかわかるんですよね。
護ろうとしていた、とてもとても大切な、何か。
この作者の方はこういう気持ちを経験したことがあるのかな。
作者は加納朋子さんという、私とわりと近い年齢の方です。
プロフィールの著書のところに「てるてるあした」というのがありました。
これって、たしかテレビドラマになったような。見てないけど。
なんで知ってるのかな?と思ったら、テーマ曲が平川地一丁目なのでした。
あ、それで知ってたのね。。。(;^_^A
なんか他のも読んでみようっと♪
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